天童節 昭和演歌名曲選 第十五集

天童よしみ( 天童芳美 ) 天童節 昭和演歌名曲選 第十五集歌詞
1.噂の女


2.加賀の女


3.風が吹く

作詞:たけなかろう
作曲:木村好夫

オレが生まれた
あの村は
海山千里に風が吹く
さらばさらばと風が吹く
風は鳴り鳴り吹いてくる

帰る家なし
親もなし
街はこがらし涙雲
見れば見るほど風が吹く
風は泣き泣き吹きわたる

うしろ姿の
さみしいは
心で泣いているからさ
ネオンチラチラ日も暮れる
秋も終りか日が暮れる

オレが出てきた
あの村の
井戸の釣瓶に風が吹く
実にしみじみ風が吹く
風は鳴り鳴り吹いていく
風は鳴り鳴り吹いていく


4.港町ブルース


5.雨がやんだら


6.盃


7.風雪ながれ旅

作詞:星野哲郎
作曲:船村徹

破れ単衣(ひとえ)に 三味線だけば
よされよされと 雪が降る
泣きの十六 短い指に
息を吹きかけ 越えてきた
アイヤー アイヤー
津軽 八戸(はちのへ) 大湊(おおみなと)

三味が折れたら 両手を叩け
バチが無ければ 櫛でひけ
音の出るもの 何でも好きで
かもめ啼く声 ききながら
アイヤー アイヤー
小樽 函館 苫小牧(とまこまい)

鍋のコゲ飯(めし) 袂(たもと)で隠し
抜けてきたのか 親の目を
通い妻だと 笑った女の
髪の匂いも なつかしい
アイヤー アイヤー
留萠(るもい) 滝川 稚内(わっかない)


8.逢わずに愛して


9.「いなかっぺ大将」より 大ちゃん数え唄


10.一度だけなら


11.命預けます


12.おんなの朝


13.大阪の女


14.ざんげの値打ちもない


15.私にだって


16.知床旅情

作詞:森繁久彌
作曲:森繁久彌

知床の岬に はまなすの咲くころ
思い出しておくれ 俺たちの事を
飲んで騒いで 丘にのぼれば
はるかクナシリに 白夜は明ける

旅の情けか 酔うほどにさまよい
浜に出てみれば 月は照る波の上
今宵こそ君を 抱きしめんと
岩かげに寄れば ピリカが笑う

別れの日は来た 知床の村にも
君は出てゆく 峠をこえて
忘れちゃいやだよ 気まぐれカラスさん
私を泣かすな 白いかもめよ

白いかもめよ